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Photographer: Bloomberg/Bloomberg

S&P500種、最高値更新も「苦行」の状況に-テクニカルアナリスト

  • 1日の最高値更新パターン、今後の動向読みにくい-エバコアISI
  • 相場急落は近くなさそうだが、1日の高値更新も決定的ではない
A monitor displays an S&P 500 chart on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Wednesday, Dec. 19, 2018. U.S. stocks careened to a 15-month low after Jerome Powell failed to quell investor angst that the Federal Reserve's tightening policy will throttle economic growth.
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

S&P500種株価指数は過去最高値を更新したばかりだが、上値での価格パターンは今後の動向予想が通常よりも困難であることを示している。エバコアISIのチャート専門家が指摘した。

  同指数は1日、一時1.2%上昇後、0.8%高で取引を終了。終盤にかけて上げを削ったのは、先月の上げ局面後の短期的な利益確定の動きに合致するものだが、この反転は相場急落が近いことを示唆するには十分な大きさではないと、同社テクニカル分析責任者のリッチ・ロス氏が取引終了後のリポートに記した。

Evercore's Ross says S&P 500 trading gives little indication of inflection

  「それと同時に、高値更新も決定的なものではなく、S&P500種はもう少し決定的な高値更新があれば3020-3040を目指し、慎重ながらも3150まで視野に入る段階への準備が整うという、テクニカル的に苦行のような状況に置かれた。逆に、最高値更新がうまくいかなければ、ことさら脆弱(ぜいじゃく)な状態に置かれる」という。

  ロス氏は当面は欧米と新興市場で強気派が主導権を握っており、売り圧力は弱いままだとも指摘した。

原題:S&P 500 Is in ‘Technical Purgatory’ After Rally, Evercore Says(抜粋)

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