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Photographer: Nadirah Zakariya/Bloomberg

世界の製造業活動が低迷、貿易戦争の休戦でも暗雲解消は容易でない

  • アジアと欧州で製造業活動が縮小し、米国の拡大もわずか
  • 貿易を巡る不透明感の解消に休戦は不十分だとモルガンS
A worker uses a welding torch on an aluminum formwork part at a Tac System Formwork Bhd. facility in Selangor, Malaysia, on Tuesday, Nov. 13, 2018. Malaysia is scheduled to release third-quarter gross domestic product figures on Nov. 16.
Photographer: Nadirah Zakariya/Bloomberg

世界の製造業は4-6月(第2四半期)末に新たな困難に直面した。米中貿易摩擦がくすぶり続ける中で、経済成長見通しの悪化を示唆する兆候だ。

  製造業購買担当者指数(PMI)を見る限り、6月はアジアと欧州で製造業活動が縮小し、米国もわずかな拡大にとどまった。中国の製造業者は販売や生産が落ち込み、ドイツは外需減速に苦しんでいる。韓国の同月の輸出は前年同月比で約14%減少し、日本銀行が四半期ごとに実施している企業短期経済観測調査(短観)では、大企業・製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)が悪化した。

Manufacturers are still ailing amid weak demand, trade tensions

  先週末に大阪で開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議の場で、米中首脳は貿易戦争の一時的な休戦で合意したが、経済統計の悪化が続けば、より大きく広がる暗雲を払いのけることは容易でなかろう。そのような見方を取るモルガン・スタンレーは、貿易を巡る不透明感を取り除くには休戦は不十分だと指摘し、世界の成長見通しを下方修正した。

原題:Global Manufacturing Slump Puts Reality Check on Trade Truce(抜粋)

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