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日本株は小幅続伸、米中通商交渉への期待続く-電機や商社高い

更新日時
  • 米中貿易交渉は既に新ラウンド開始とトランプ米大統領
  • 6月の米ISM製造業総合景況指数は51.7、16年10月以来の低水準

2日の東京株式相場は小幅続伸。米国と中国の通商交渉の進展期待が継続し、電機や機械など輸出関連、商社や海運など海外景気敏感業種が高くなった。

  • TOPIXの終値は前日比4.99ポイント(0.3%)高の1589.84
  • 日経平均株価は同24円30銭(0.1%)高の2万1754円27銭

〈きょうのポイント〉

Final Trading Day Of The Year At The Tokyo Stock Exchange

東証外観

  水戸証券投資顧問部の酒井一チーフファンドマネジャーは「米中通商摩擦がくすぶる限りグローバル景気の悪化トレンドは続くとみられていた。米中関係が悪い方向に行かないなら短期的な買い安心感がある」と述べた。

  前日に3カ月ぶりの大幅高となったにもかかわらず、東証1部の値上がり銘柄数は値下がりの2倍以上と、相場は堅調に推移した。史上最高値圏にある米国株に対し、日本株は5月以降の下げを取り戻した程度。「短期的には日本株の出遅れに投資家の目が向かう可能性がある」と酒井氏はみている。

  もっとも、東証1部売買代金は再び2兆円を下回り、早くも様子見姿勢が強まっている。SMBC日興証券投資情報部の松野利彦氏は「きのうは米中協議継続を受けて売り方が急いで買い戻した。冷静になると、あくまで協議は継続するだけで決裂の可能性が無くなったわけではない」と話していた。「これから出てくる4-6月決算を考えると、ISM指数の低下は良い話ではない。米利下げを後押しするほど悪くもなく、どっちつかず」と指摘した。

2日は続伸
  • 東証33業種では海運や卸売、保険、電機、精密機器サービスが上昇
  • 石油・石炭製品や鉱業、化学は下落
  • 東証1部の売買代金は1兆8938億円
  • 東証1部値上がり銘柄数は1429、値下がりは628
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