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【米国株】S&P500が高値更新、米中休戦宣言で

更新日時
Trading On The Floor Of NYSE As Chewy.com Releases IPO
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Trading On The Floor Of NYSE As Chewy.com Releases IPO
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

1日の米株式相場は続伸。米中の貿易戦争休戦を受け、S&P500種株価指数は過去最高値を更新した。ただ米国の指標で製造業の減速が示されたことから、上値は限定された。米国債相場と金はともに下落。

  • 米国株はS&P500種が最高値更新、米中の貿易戦争休戦を好感
  • 米国債は下落-10年債利回りは2.03%
  • NY原油は反発、OPEC減産延長決定で-値動きは不安定
  • NY金は約1年ぶりの大幅安、貿易戦争休戦が打撃

  S&P500種は10営業日ぶりに最高値を更新。トランプ米大統領が華為技術(ファーウェイ)に対する禁輸措置を緩和すると述べたことを受け、半導体銘柄が相場上昇をけん引した。ナスダック100指数は2カ月ぶりの高値。一方、米供給管理協会(ISM)製造業総合景況指数が6月に低下したことから、工業株は軟調となった。

  S&P500種株価指数は前週末比0.8%高の2964.33。ダウ工業株30種平均は117.47ドル(0.4%)高の26717.43ドル。ナスダック総合指数は1.1%上昇。ニューヨーク時間午後4時50分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.03%。

  ニューヨーク原油先物相場は反発。石油輸出国機構(OPEC)による減産延長合意が米経済指標の低調に勝った。寄り付きで急伸した後に伸び悩み、上げを失う場面もあったが、OPECがロシアを含む非加盟産油国との長期的な協力を巡って最終妥結に至ったとOPEC加盟国の代表が示唆したと伝わったことで終盤に盛り返した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物8月限は62セント(1.1%)高の1バレル=59.09ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント9月限は32セント高の65.06ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落。米中が貿易戦争の休戦を宣言したことが逃避先資産に打撃となり、金はここ1年で最大の下げとなった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は1.7%安の1オンス=1389.30ドルと、1400ドルを割り込んで終了。

U.S. stocks rallied to an all-time high following G-20 summit

  QMAのポートフォリオマネジャー、エド・キャンベル氏は「米中のニュースを受けた相場上昇はおそらく短命に終わり、非常に弱い成長データを懸念する相場に戻るだろう」とインタビューで語った。

  この日の米経済指標は他の主要経済国で発表された低調な製造業指標に続くもので、世界の中央銀行が金融緩和路線にとどまるとの見方を強固にした。金利先物市場が引き続き2019年末までに0.75ポイント程度の米利下げがあることを織り込む中でも、10年債の利回りは上昇した。

原題:U.S. Stocks Hit Record on Trade Truce: Bonds Drop: Markets Wrap(抜粋)
Oil Rises as OPEC Extends Supply Cuts, Overcoming Demand Jitters
Gold Sinks Most in a Year as Trade Truce Deals Blow to the Bulls

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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