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Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg
cojp

昼からビール、不在デスクに段ボール箱-ウォール街ドイツ銀行の日常

  • 株式部門のスタッフは何年間も縮小を提言も、幹部は当時耳を貸さず
  • 米株式および金利トレーダー数百人に解雇を告げる計画-関係者

ドイツ銀行がウォール街の中心部に構える米国本社は、どこを見渡してもトラブルの兆候ばかりだ。

  米州担当幹部がオフィスを構える46階では、デスクに段ボール箱が積み上がっている。階下のトレーディングフロアは午前半ばで席は空っぽ、コンピューター画面は作動していない。まだ社内にいる行員は堂々とライバル銀行への転職活動にいそしむ。上司もそれを黙認している。

  ある平日には若手トレーダーがオフィス近くのパブでビールを飲んでいるのを幹部が目撃した。時間はまだ午後1時を過ぎたばかり。上の世代のトレーダーらは、近くの格式の高いレストランでカクテルを味わっているのかもしれない。

  これが最近ニューヨークで見られるドイツ銀行の風景だ。幹部はもちろん若手社員に至るまで、フランクフルトからまた悪いニュースが届けられることを察しているようだ。

  事情に詳しい関係者がブルームバーグに明らかにしたところによると、ドイツ銀は近く、米国の株式および金利トレーダー数百人に解雇を告げる計画だ。クリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)率いる同行は、週内にも最新の再編計画を発表し、これに伴い最大2万人の削減を決める可能性がある。

  ドイツ銀の行員および元行員ら10数人を対象に行ったインタビューによると、ゼービングCEOから直接的な意思伝達は限られており、人員削減の可能性を巡るニュースや臆測が断片的に伝わるにつれ、米国では多くの行員がロンドンやフランクフルトの同僚らに不満を抱くようになった。ドイツ銀のニューヨーク在勤広報担当、ケリー・マクヒュー氏はコメントを避けた。

  一部の米国のマネジャーは何年間にもわたり、収益性向上のためにトレーディング事業の中でもっと小規模な削減を提言してきたという。幹部陣は当時耳を貸さず、今になって大なたを必要としていると彼らは嘆いた。

原題:Empty Desks and Early Beers: Life at Deutsche Bank in New York(抜粋)

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