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OPEC、減産の9カ月延長で合意-非加盟国とも協調減産継続へ

更新日時
  • OPECプラスの憲章巡りイランと議論紛糾も最終的に妥協
  • 2日のOPECプラス拡大会合で減産の継続を決める見通し

石油輸出国機構(OPEC)はウィーンで1日に開いた総会で、現在実施している減産を2020年1-3月(第1四半期)末まで9カ月延長することを決めた。主要産油国は世界の原油需要の今後の伸びを不安視しており、米国のシェールオイルの生産拡大が続く懸念にも対応する。

  OPEC加盟国の石油相らは10時間余りに及ぶ長時間の協議を経て、減産延長の合意を確認した。2日にはOPECと非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の拡大会合を開催し、協調減産の継続を決める見通しだ。OPEC総会では、OPECプラスの協力体制を定める「憲章」を巡り、イランと他の加盟国との議論が数時間にわたり紛糾したが、最終的に妥協が成立した。

  サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は総会終了後の記者会見で、9カ月の減産延長に対し「明確」なコミットメントがあったと説明した。OPECの減産戦略は価格浮揚に効果があったが、国際原油市場でのOPECのシェアは1991年以降で最も低くなっている。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物8月限はこの日一時3.1%上昇する場面もあったが、その後上げ幅を縮小し、62セント(1.1%)高の1バレル=59.09ドルで終了した。

JAPAN-G20-SUMMIT

ロシアのプーチン大統領(右)とサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子(6月29日、大阪で)

Vladimir Putin, right, gestures to Mohammed bin Salman at the G20 Summit in Osaka on June 29.

原題:OPEC Extends Output Cuts Into 2020 as Marathon Meeting Ends(抜粋)

(OPECプラスの憲章巡る議論などについて追加して更新します.)
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