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中国中銀の馬駿委員、新たな刺激策なくても6%超の成長達成は可能

中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策委員会の馬駿委員は、中国経済は今年少なくとも6%の成長率を維持するだろうとの見解を述べた。米中が貿易戦争の休戦に合意し、経済成長への最大の懸念材料が取り除かれたことが背景にある。

  遼寧省大連市で始まった世界経済フォーラム(WEF)夏季ダボス会議に参加している馬委員は1日、ブルームバーグに対し、週末の米中首脳会談は人民元にとって支援材料であり、下期の中国経済見通しの確実性を高めたと述べた。

  馬委員は、中国が掲げる今年6%以上の国内総生産(GDP)の伸びと5.5%未満の失業率という目標達成のために政策当局が大型刺激策を追加投入する必要はないだろうと述べた。

  同委員は「雇用市場が基本的に安定している限り、より幅広い景気拡張的政策は必要ないだろう」と述べ、減税などのこれまでの緩和措置が浸透するのを国民は辛抱強く待つべきだと述べた。馬委員によると、税優遇措置の効果が最大限となるのは通常、導入から9カ月後になる。

原題:PBOC’s Ma Jun Says China Can Grow Above 6% Without New Easing(抜粋)

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