コンテンツにスキップする

米中「休戦」、最終合意につながらない公算-清華大の朱寧教授

  • 「宣戦布告はないかもしれないが、小競り合いが続く」
  • 朱教授は世界経済フォーラムの夏季ダボス会議に参加している

中国の習近平国家主席とトランプ米大統領は6月29日に貿易戦争の「休戦」に合意したが、最終合意に至る公算が大きくなったわけでは全くないとの見方を清華大学五道口金融学院の朱寧教授が示した。

  中国政府と中国人民銀行(中央銀行)に助言する朱教授は7月1日、トランプ政権の間に「変化が生じると思えない」と述べた。

  遼寧省大連市で始まった世界経済フォーラム(WEF)夏季ダボス会議に参加している朱教授によれば、米中間の対立は旧日本軍による中国侵略もしくは朝鮮半島やベトナムでの紛争のように長期化する可能性がある。「長引く恐れがあり、宣戦布告はないかもしれないが、小競り合いが続くだろう」と話した。

  朱教授は過去半年間に比べても今は合意に全く近づいていないとの認識を示しながらも、米中首脳が昨年12月にアルゼンチンで合意した「休戦」後よりは両国共に楽観的かつ協力的なように見えると思うと語った。

原題:U.S.-China Trade Deal No More Likely After Truce, Zhu Ning Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE