コンテンツにスキップする
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

半導体材料の韓国向け輸出管理を厳格化、信頼関係毀損で-経産省

  • フッ化ポリイミドなど3品目対象、韓国の「ホワイト国」指定も撤回
  • 徴用工で具体的回答えられず、「不適切事案も発生」と経産省は説明
A machine places single solder balls onto a printed circuit board (PCB) during manufacture at the Infineon Technologies AG microchip and sensor facility in Regensburg, Germany, on Wednesday, Feb. 17, 2016. Infineon designs, manufactures and markets semiconductors for the automotive, industrial, communications, consumer and security electronics sectors.
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

政府は1日、韓国への半導体材料3品目の輸出管理を4日から厳格化すると発表した。徴用工問題への解決策が韓国から示されない中で、両国間の「信頼関係が著しく損なわれた」結果、これら製品の適切な輸出管理が行うことができないと判断した。

  厳格化の対象となるのは、日本の供給比率が高いフッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素の3製品で、関連する製造技術の移転も含む。政府は運用手続きを簡素化できる包括輸出許可制度から韓国を除外し、個別に輸出許可申請を求めて審査する。

  さらに、武器の転用や開発につながる恐れのある輸出貨物を規制する外為法輸出貿易管理令で、武器管理の徹底を条件に輸出規制を緩和する「ホワイト国」から韓国を除外するための政令改正手続きを開始する。

  経産省は今回の輸出管理厳格化について、徴用工問題の対抗措置ではないとした上で、20カ国・地域(G20)首脳会議(大阪サミット)までに徴用工問題の解決を政府は韓国側に求めていたが、韓国側から具体的な回答が得られなかったことを、一つの要因に挙げた。韓国に関連する輸出管理を巡り、「不適切な事案が発生した」ことも理由に挙げている。事案の具体的内容については説明していない。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE