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豪州の住宅価格、下落局面終了近づく兆し-シドニーで約2年ぶり上昇

  • 利下げや住宅ローンの基準緩和提案など、不動産市場に3つのプラス
  • ただ急速な回復はありそうにない-活況は一部で集合住宅だぶつきも

オーストラリア最大の都市シドニーで6月の住宅価格がほぼ2年ぶりに上昇し、同国の住宅価格の下落トレンドが終了しつつある新たな兆しが示された。

  • コアロジックが1日公表したデータによれば、シドニーの6月の住宅価格は前月比0.1%上昇。ただ、州都、準州都、首都特別地域の全体では0.1%下落した
  • 不動産市場への3つのプラス材料。中央銀行が先月利下げ、銀行監督当局が住宅ローン借り入れの基準緩和を提案、加えて総選挙で野党・労働党が予想外の敗北を喫し不動産投資の優遇税制を撤廃・縮小する計画が消えた
  • センチメント改善を示す他の兆候として、シドニーとメルボルンではオークションの在庫処分率が60%を超えて推移、不動産業界は物件内覧者の増加を報告、銀行では借り手からの問い合わせが増えている-コアロジックの調査責任者、ティム・ロウレス氏
  • ただ、急速な回復はありそうにない。シドニー、メルボルンという商業拠点以外では依然芳しくなく、銀行は引き続きローン承認に厳しい姿勢で、集合住宅のだぶつきも市場の重しとなっている
  • シドニーの住宅価格は2017年7月のピークから14.9%下落していた
  • Australia's two-year housing slump is easing as buyers return to the market

原題:Property Slump Nears End as Sydney Prices Snap Two-Year Decline(抜粋)


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