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トランプ氏、北朝鮮側に足踏み入れる-金委員長に会えるなら

  • 実現すれば現職大統領として初、米朝首脳が会うのは3回目に
  • 「興味深い提案」だと北朝鮮外務次官-朝鮮中央通信
トランプ大統領と文在寅大統領

トランプ大統領と文在寅大統領

Photographer: BRENDAN SMIALOWSKI/AFP
トランプ大統領と文在寅大統領
Photographer: BRENDAN SMIALOWSKI/AFP

トランプ米大統領は29日午後、20カ国・地域(G20)首脳会議出席のため滞在中の大阪で記者会見し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と会うために韓国との非武装地帯(DMZ)で北朝鮮側に入るだろうと述べた。

  同日朝のツイートで金委員長に同地帯での握手を呼び掛けたトランプ大統領は、会見に先立ち記者団に「私は韓国に行くが、それを彼に知らせた」と語り、「どうなるだろう。金委員長が来れば、2分間会うだろう。それ以上はできないが、それでよい」と話していた。

  同日午後の会見で記者から金委員長が来ればDMZで北朝鮮側に入るのか問われると、「もちろん、そうする」と答え、「問題はない」と付け加えた。トランプ氏は29日に韓国を訪問し、30日にDMZを訪れる予定。北朝鮮側に入れば、トランプ氏は同国に足を踏み入れる初の米現職大統領となる。

  北朝鮮外務省の崔善姫(チェ・ソンヒ)第一次官は、トランプ氏の呼び掛けは「非常に興味深い案だが、これについて公式な提案はまだ受けていない」とコメント。トランプ氏の提案のように「米朝首脳の会談が分断の線で行われるとすれば、両首脳の個人的な関係を一層深め、2国間関係を強化する上でまた一つの意味のある機会となる」との見方を示した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。

  実現すれば、米朝首脳が会うのは3回目となる。今年ハノイで開かれた2回目の首脳会談は物別れに終わり、その後の協議は行き詰まっている。

  トランプ氏は29日夜から一泊の予定でソウルを訪れ、文在寅大統領と首脳会談を行う予定。北朝鮮の国営メディアは1週間前、金委員長がトランプ大統領から「素晴らしい内容」の親書を受け取ったと伝えていた。

JAPAN-G20-SUMMIT

トランプ大統領とサウジアラビアのムハンマド皇太子、G20サミットに合わせて朝食会に出席(大阪、6月29日)

Donald Trump and Mohammed Bin Salman attend a working breakfast during the G20 Summit in Osaka on June 29.

  トランプ氏はサウジアラビアのムハンマド皇太子との朝食会の冒頭で、自身と金委員長は「非常にうまくいっているようだ」と語り、DMZで会うことを呼び掛けたツイートについては、「彼が今どこにいるか知らないため、打診しただけだ。彼は北朝鮮国内にいないかもしれないが、金委員長が会いたいのなら私は国境にいると伝えた」と説明した。

Dividing Lines

The Demilitarized Zone has split the Korean Peninsula since 1953

Sources: U.S. Department of Defense, Bloomberg reporting

VIETNAM-US-NKOREA-DIPLOMACY-SUMMIT

ハノイでのトランプ大統領と金委員長(2月27日)

Donald Trump, left, and Kim Jong Un in Hanoi on Feb. 27.

原題:Trump Says He’d Step Into North Korea to Meet Kim Jong Un at DMZ(抜粋)

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