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米個人消費支出:5月はコアインフレに加速の兆し-消費も堅調

更新日時
  • PCEコア価格指数、3カ月平均(年率)は約2%上昇に加速
  • 5月は個人消費支出、所得とも堅調な伸びを示す

5月の米個人消費支出(PCE)統計では、金融当局が注目するコアインフレ指標の伸びが当局目標に向けて加速しつつある兆候が示された。

キーポイント

  • 5月のPCEコア価格指数(食品とエネルギーを除く)は前月比0.2%上昇
    • 前年同月比では1.6%上昇(予想1.5%上昇)
    • 3カ月平均(年率)は約2%上昇
  • 個人消費支出は前月比0.4%増(予想0.5%増)
    • 前月は0.6%増(速報値0.3%増)に上方修正
  • 個人所得は前月比0.5%増(予想0.3%増)

Signs of Life

Fed's preferred measure of underlying U.S. inflation rose 0.2% in May from prior month

Source: Commerce Department

インサイト

  • 今回のデータのみで金融当局の動きが決まる可能性は低いが、今後数週間に明るいデータやニュースが続けば、市場やトランプ大統領からの圧力をよそに、当局は政策金利を据え置く可能性もある
  • アマースト・ピアポント・セキュリティーズのチーフエコノミスト、スティーブン・スタンリー氏:
    • 「トレンドとしては、金融当局が安心感を強めるようなペースに向かいつつあるようだ」
    • 「問題は、当局がどの程度辛抱強くなりたいかという点だ」

詳細

  • 金融当局が公式にインフレ目標とするPCE総合価格指数は前月比0.2%上昇、前年比1.5%上昇-伸びはともに市場予想と一致
  • インフレ調整後の実質個人消費支出は前月比0.2%増で、伸びは予想下回る-前月も0.2%増
  • 貯蓄率は6.1%-昨年11月以来の低水準に並ぶ
  • 実質ベースの可処分所得は0.3%増と、今年最大の伸び
  • 統計表

原題:U.S. Core Inflation Shows Signs of Life as Fed Weighs Cut (1)(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します.)
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