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欧州委員長の人選、バルニエ氏起用で妥協も-最大会派の反対が障害に

  • 中道右派が属する同一会派の政治家らは筆頭候補の支持そぐと批判
  • 社会民主勢力など他の会派はバルニエ氏が条件を満たすと受け止め

欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会の次期委員長の人選を巡り、英国との離脱交渉を担当するバルニエ首席交渉官の起用を受け入れる雰囲気が広がりつつある。だが、欧州議会の同一会派に属する政治家らが納得せず、筆頭候補への支持をそぐと批判していることが妥協の大きな障害だ。

  バルニエ交渉官は欧州委員長に就任したいという意欲を公に示していないが、EUの最上級ポストを狙う各会派の駆け引きが混乱の様相を強める中で、妥協できる候補として名前が浮上しているという。

  バルニエ氏は、メルケル独首相のキリスト教民主同盟(CDU)などで構成する欧州議会の最大会派、中道右派の欧州人民党(EPP)に属している。協議の事情に詳しい関係者2人によれば、社会民主勢力の欧州社会・進歩同盟など他の会派は、それぞれが推す候補の就任が望めない場合、バルニエ氏が条件を満たす可能性があると考え始めている。

  メルケル首相は26日、欧州委員長候補としてEPP代表のマンフレート・ウェーバー欧州議員を引き続き支持する立場を表明。その一方で「私だけでは決められない」との認識を示し、フランスのマクロン大統領からの抵抗に言及した。

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Key European positions are opening up this year

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原題:Brexit Negotiator’s Chief Obstacle to EU Job Is Allies He Upset(抜粋)

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