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トランプ大統領、国勢調査の延期求める-最高裁が市民権の質問阻止で

  • 市民権の質問追加でマイノリティー世帯の回答率低下も-国勢調査局
  • 最高裁は新たに正当な理由があれば質問を加える余地残す
トランプ大統領

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Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

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トランプ大統領は27日、来年の国勢調査に市民権の質問を含める計画が連邦最高裁に阻止されたのを受け、調査の延期を法律専門家に求めたことを明らかにした。

  トランプ大統領は「偉大な国として、誰かに市民であるかどうかを尋ねることができないということが信じられようか。 アメリカだけだ!」とツイートした。

  この訴訟の結果は広範囲な政治的影響がある。国勢調査局は、市民権の質問を追加すると、マイノリティー世帯の回答率が低下する可能性があるとし、不法滞在している多数の移民がカウントされない恐れがあると判断している。もしそうなれば、カリフォルニアやテキサス、アリゾナ、フロリダ、ニューヨーク、イリノイのような移民人口の多い州は米下院の議席と選挙人団の票を減らす可能性がある。

  最高裁はまだこの質問が追加され得る道を残したが、それには政府が新たな正当性の理由に基づき迅速に動き、あらためて法廷闘争で勝利する必要がある。

  トランプ政権は、国勢調査票が議会によって定められた2020年4月までに発送されるのに十分な時間を確保するため、今年7月1日までにこの問題を解決するよう繰り返し訴えている。憲法では10年ごとに国勢調査の実施が定められている。

原題:Trump Wants Census Delay After Citizenship Question Blocked (抜粋)

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