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Photographer: Dimas Ardian/Bloomberg

ボーイング737NGでも飛行制御問題、パイロットがトラブル報告

  • NASAのデータベースに民間パイロットが懸念を報告してきた
  • エアバスのコンピュータートラブルも報告されている
Throttle controls are seen in the cockpit of a grounded Lion Air Boeing Co. 737 Max 8 aircraft at terminal 1 of Soekarno-Hatta International Airport in Cenkareng, Indonesia, on Tuesday, March 15, 2019. Sunday’s loss of an Ethiopian Airlines Boeing 737, in which 157 people died, bore similarities to the Oct. 29 crash of another Boeing 737 Max plane, operated by Indonesia’s Lion Air, stoking concern that a feature meant to make the upgraded Max safer than earlier planes has actually made it harder to fly.
Photographer: Dimas Ardian/Bloomberg

ボーイングの運航停止中の737MAXだけでなく、1世代前の737ネクスト・ジェネレーション(NG)に関してもこの数年間、飛行制御問題がパイロットから報告されており、パイロットらはソフトウエアの不具合が原因だと指摘している。

  737NGを操縦した民間パイロットは、米航空宇宙局(NASA)のデータベース、「航空安全報告制度(ASRS)」を通じてさまざまなコンピュータートラブルに関する懸念を報告してきた。過去3年間に離陸時の失速や突然の急降下などが報告された。

Preparations Ahead Of The Farnborough International Airshow 2018

ボーイング機

Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

  報告には、2018年10月に機長が737NGを自動操縦にしていたところ、突然機体が右に急旋回し、その後、左にさらに激しく旋回した後、加速し急降下したという事例もあった。機長らは機体を制御することができたが、ASRSへの報告で、「この数日間でこの問題の報告は4回目だ」と記した。

  飛行中に発生した問題のうち、ソフトウエアが原因の問題の割合は増えており、これはボーイングに限らない。同社のライバル企業、エアバスのコンピュータートラブルも報告されている。

  ボーイングの広報担当はNGモデルのソフトウエアに関連する問題の報告について、「737NGの運航は20年を超え、飛行時間は2億時間に達しており、安全性は問題ない」と述べた。

  ボーイングを巡っては、米連邦航空局(FAA)が26日、墜落事故を受けて運航停止中のボーイング737MAXの検証プロセス中に、ボーイングが対処しなくてはならない新たな潜在的リスクが見つかったことを明らかにした

原題:Boeing Pilots Flagged Software Problems on Jets Besides the Max(抜粋)

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