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米GDP確定値は予想下回る、個人消費0.9%増に下方修正

Inside The Yeti Flagship Store Ahead Of Consumer Comfort Figures
Photographer: Sergio Flores/Bloomberg
Inside The Yeti Flagship Store Ahead Of Consumer Comfort Figures
Photographer: Sergio Flores/Bloomberg

1-3月(第1四半期)の米個人消費(確定値)は、前四半期に比べて伸びが鈍化し、改定値からも下方修正された。サービス支出の伸びが改定段階に比べて鈍化した。一方で企業の設備投資は上方修正。実質国内総生産(GDP)全体では確定値で3.1%増と、改定値と変わらなかった。商務省が27日発表した。

キーポイント

  • 米経済の最大部分を占める個人消費は前期比年率0.9%増
    • 昨年1-3月期以来の低い伸び
    • 市場予想は1.3%増、改定値1.3%増
  • 非住宅の設備投資は4.4%増-改定値の約2倍の伸び率
  • 知的財産が12%増と、大幅な上方修正
  • 全体のGDPは3.1%増
    • 市場予想3.2%増、改定値3.1%増
U.S. consumer spending revised down to the slowest gain in a year

米個人消費の伸び推移

米商務省

インサイト

  • 通商対立が投資への重しとなっている中で、個人消費の勢いが弱まっていることが示唆された。一方で、企業の設備投資減速に対する懸念は幾分和らぐ可能性がある
  • 3.1%という経済成長ペースは、大半の専門家が考える潜在成長率を引き続き大きく上回っている。現在の景気拡大局面は、7月に米国史上最長となる見込みだ。しかし、ブルームバーグが実施した調査によると、4-6月(第2四半期)のGDPは1.8%増と、約2年ぶりの低い伸びとなる見通し。トランプ政権の貿易政策や世界の経済成長鈍化で、企業は雇用や支出に一段と慎重になっている
  • 第1四半期は、変動の大きい貿易と在庫を除く国内最終需要が1.6%増と、改定値の1.5%増から上方修正された
  • インフレは抑制されていることが示された。ただ、個人消費支出(PCE)価格指数の食品とエネルギーを除いたコア指数は1.2%上昇と、改定値(1.0%上昇)から上方修正

詳細

  • 1-3月の個人消費の伸び鈍化は、非営利の病院サービスや金融サービス、海外旅行の修正を反映している。知的財産では、ソフトウエア投資と研究・開発が上方修正された
  • インフレ調整後の国内総所得(GDI)は1.0%増。改定値の1.4%増から下方修正された。一部の専門家は、経済の基調を知る上でこの指標も有用性が高いとみている
  • 統計の詳細は表をご覧ください

原題:U.S. First-Quarter Consumer Spending Revised Down to 0.9% Gain(抜粋)

(詳細を追加して更新します.)
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