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日本株は3日ぶり反発、米中首脳会談の進展に期待-輸出や石油高

更新日時
  • 米中首脳会談は29日午前11時半、一時休戦で合意と一部報道
  • 米中通商合意は年末までに成立へ、達成への道筋ある-米財務長官

27日の東京株式相場は3日ぶりに反発。トランプ米大統領と中国の習近平国家主席との会談日程が発表されるなど、通商協議が合意に向けて進展するとの期待が高まった。機械や電機、自動車など輸出関連、鉱業など石油関連が高い。

  • TOPIXの終値は前日比18.93ポイント(1.2%)高の1553.27
  • 日経平均株価は同251円58銭(1.2%)高の2万1338円17銭

〈きょうのポイント〉

Inside the Tokyo Stock Exchange As Japanese Stocks Bounce Back

東京証券取引所

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

  野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは、ムニューシン米財務長官の発言から「米中首脳会議でノーディールとなることを避けようという流れが出てきている」とみる。

  午前半ばから上げ幅を拡大する展開。トランプ大統領と習主席の会談日程をホワイトハウスが発表したほか、米中が貿易戦争の一時休戦で合意との報道を受けて、通商協議の進展期待が後押しされた。1ドル=108円台回復や中国株の上昇も投資家心理を改善させた。

  三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは、「米中はトップ同士が会う以上、協議の継続などで合意する可能性が高い」と指摘。トランプ大統領は「大統領選挙を意識し、国内に成果をアピールするため結果を取りに行った」とみていた。ただ、対中製品3000億ドル相当への追加関税はいったん見送られてもトランプ大統領の交渉カードとして残り続けるため、「積極的にリスクは取りにくい状況が続く」と話した。

27日は3日ぶりに大幅反発
  • 東証1部33業種では機械や電機、自動車など輸出関連が上昇率上位、石油・石炭製品や鉱業、海運や化学なども上位
  • 医薬品や食料品は下落
  • 東証1部の売買代金は2兆35億円、4日ぶりに2兆円台回復
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