コンテンツにスキップする

米大統領はおかんむり、それでも2人は友達-パウエル、クドロー両氏

  • トランプ大統領は金融政策を巡ってパウエル議長を重ねて批判
  • パウエル、クドロー両氏は側近抜きで昼食を取る姿も

ホワイトハウスのクドロー米国家経済会議(NEC)委員長は腰痛に悩んでいた。そんなクドロー氏に医師を紹介したのは意外な人物だった。それはパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長だ。

  クドロー氏とパウエル氏は本来、敵同士と間違えられてもおかしくないかもしれない。クドロー氏のボスであるトランプ大統領は、金融当局の過去の利上げと、当局がなかなか利下げしようとしないということを理由に、パウエル氏を重ねて批判しているためだ。

Fed Chairman Jerome Powell Speaks At The Council On Foreign Relations

パウエル議長

Photographer: Cate Dingley/Bloomberg

  それでも、クドロー氏とパウエル氏は友人のままで、記者団の詮索はおろか、側近の同席もない二人きりで、FRBで昼食を取っている姿が目撃されている。事情に詳しい関係者2人が匿名を条件に語った。

  関係者の1人によれば、両氏は医療上のアドバイスや医師の電話番号をやり取りし、パウエル議長がクドロー氏に腰痛専門医の名前を教えたこともあった。しかし、クドロー氏が患っていたのは股関節であることが分かり、その医師から別の医師への紹介で股関節手術を受けたクドロー氏が回復したという経緯もあったという。

  FRB議長が、財務長官やホワイトハウスの経済顧問と定期的に会合を持つのは歴代政権を通じて行われてきたことで異例ではない。だが、現状は通常とは異なるのは明らかだ。

Larry Kudlow Speaks At Peterson Institute For International Economics Event

クドロー委員長

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  25日夜の時点で、FRB担当者のコメントは得られていない。

原題:As Trump Attacks the Fed, Powell and Kudlow Remain Lunch Pals(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE