コンテンツにスキップする

ジョンソン氏離脱案AとBはEU既に拒否、プランC「合意なき離脱」

  • A案は「バックストップ」条項を含まない新たな離脱協定を目指す
  • B案はガット24条を適用し、「現状維持協定」を締結する内容

メイ英首相の後任となる次期与党保守党党首の最有力候補であるジョンソン前外相は、自らが目指す欧州連合(EU)離脱について一定の具体案を明らかにした。10月31日の離脱に向けたプランAとB、Cのうち、AとBの案はEUが既に受け入れを拒んでおり、プランCは保守党メンバーが阻止しようとしている「合意なき離脱」という選択肢になる。

  ジョンソン前外相によれば、プランAはアイルランド国境へのハードボーダー(物理的壁)設置回避を保証する「バックストップ」条項を除いた形で新たな離脱協定を目指すというものだが、EUはこれを拒否している。プランBは、貿易を引き続き制限なく行うため、関税貿易一般協定(ガット)24条を適用し、「現状維持協定」を締結するというもので、EUはこれも受け入れない立場だ。

  ジョンソン氏はトークラジオに対し、「決死の覚悟でやらなければならない。何が起きようと」と述べ、10月31日が離脱の最終期限との立場をあらためて示した。

  一方、保守党は25日、次期首相となる党首選の勝者を7月23日に明らかにすると発表した。

Johnson and Hunt Go Head-to-Head in Race to Be Next U.K. Leader

ジョンソン前外相

Photographer: Darren Staples/Bloomberg

原題:Johnson Urges Hunt to Commit to Oct. 31 Deadline: Brexit Update(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE