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日本株は続落、米景気減速警戒と利下げ期待後退ー通信など内需安い

更新日時
  • 米経済への下振れリスクが最近強まったーパウエルFRB議長
  • FF金利の50bp引き下げは「行き過ぎ」-セントルイス連銀総裁

26日の東京株式相場は続落。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が経済の下振れリスクは強まったと警告、米セントルイス連銀総裁も過度な利下げ観測をけん制し、景気の先行きに対する安心感が後退した。通信や食料品など内需関連が売られ、化学や輸送用機器も安い。

  • TOPIXの終値は前日比9.15ポイント(0.6%)安の1534.34
  • 日経平均株価は同107円22銭(0.5%)安の2万1086円59銭

〈きょうのポイント〉

First Trading Day In Japan Following Golden Week Break

東証内

Photographer: Bloomberg/Bloomberg

 
  アイザワ証券の谷健一郎市場情報部長は「そもそも利下げに動くのは景気後退局面で、株安のサイン」と指摘した上で、FRBの要人発言は「走り過ぎたマーケットの利下げ期待を冷ました。FRBは市場が催促していた50bpの利下げ幅でコンセンサスができあがるのを嫌った」とみていた。

  日経平均は午後に2万1035円まで下落した。みずほ証券投資情報部の中村克彦シニアテクニカルアナリストは「25日移動平均線である2万1033円が下値支持線として働いた」と述べた。ドル・円相場が依然として日銀短観の想定レート108円87銭と比べ円高で推移しているため「上値追う投資家は限られている」と話した。

26日は25日移動平均線が下値支持線で下げ止まる
  • 東証1部33業種は情報・通信、不動産、サービス、食料品など内需関連が安く、ゴム製品、化学、精密機器も下落率上位
  • 瀬戸氏のCEO復帰で業績改善が期待されたLIXILグループが急騰して金属製品が上昇、医薬品や海運も高い
  • 東証1部の売買代金は1兆6814億円と3日連続で2兆円割れ
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