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「設計された」CDSデフォルト、米・英監督当局が監視の目 (訂正)

訂正済み

米国と英国の金融監督当局は、クレジットデリバティブ市場について、「設計された」デフォルト(債務不履行)のような疑義のある取引への規制を強めるため協力する。こうしたデフォルトは既に、幾つかの訴訟を引き起こし注目を集めている。

  米証券取引委員会(SEC)と品先物取引委員会(CFTC)および英金融行動監視機構(FCA)は24日の共同声明で、そのような戦略は市場の誠実性、信頼性、評判を損なう恐れがあると警鐘を鳴らした。SECのクレイトン委員長、CFTCのジャンカルロ委員長、FCAのベイリー長官は、「これらの懸念に対応し、透明性、説明責任、誠実性、正しい行動、および投資家保護を促進するため、業界からのインプットを含む手段の探求を最優先とする」としている。

  強力な投資会社は近年、借り手企業にデフォルト(債務不履行)させることによってCDS取引から利益を得たとして批判されている。

  その一例が、ブラックストーン・グループ傘下のGSOキャピタル・パートナーズが住宅建設のホブナニアン・エンタープライゼズに有利な条件で融資する条件として既存債務の利払いを見送らせた事案。GSOはホブナニアンの債務不履行によって支払いを受けられるCDSを購入しており利益を得られるが、CDSの売り手との間で対立が生じた。

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  ほかにも何件かの設計されたデフォルトが批判を呼んでいる。

原題:Manufactured CDS Defaults Draw Focus of U.S., U.K. Watchdogs (1)(抜粋)

(最終段落のGSOとの対立相手について、CDSの売り手と訂正します.)
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