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呉ルネサスエ社長が辞任へ、柴田CFOが後任-業績悪化

更新日時
  • 中期財務目標との乖離が理由、指名委が交代必要と判断
  • 柴田氏はメリルリンチ日本証券や産業革新機構で勤務経験

車載向け半導体大手のルネサスエレクトロニクスは25日、呉文精社長兼最高経営責任者(CEO)が6月末に辞任し、後任に柴田英利最高財務責任者(CFO)が就任すると発表した。

  発表によると、業績悪化や中期財務目標との乖離(かいり)が理由。取締役会の任意の諮問機関として設置している指名委員会が経営者としての期待を満たしておらず、早期の交代が必要と判断した。委員会の答申を受け、呉氏が辞任を申し出た。呉氏は3月の定時株主総会後の取締役会で再任されたばかりだった。

Renesas Electronics Corp. CEO Bunsei Kure News Conference

辞任する呉文精社長

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  呉社長はカルソニックカンセイ社長や日本電産副社長を経て2016年6月に社長兼CEOに就任。17年にアナログ半導体に強みを持つ米インターシルを3000億円超で買収した後、今年3月には米半導体メーカー、インテグレーテッド・デバイス・テクノロジーを約7000億円で傘下に収め、M&A(企業の合併・買収)を活用した事業拡大を進めてきた。

  柴田氏はメリルリンチ日本証券や産業革新機構を経て13年10月に社外取締役として参画。同11月からCFOを務めていた。

  半導体市場は米中貿易摩擦の長期化など受けて需要が低迷。ルネサスエは国内主要工場の一時的な操業停止を検討している。5月に発表した4-6月期の予想では、売上高は前年同期比5.1%-9%減の1850億-1930億円、営業利益率は9.5%(前年同期は16.3%)としていた。

(正式発表を受け、発表内容を追加します.)
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