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ロシアと中国、イランが20年米選挙への干渉狙う-米当局者

  • 米世論の操作を試みるも、いずれも成功していないと当局者
  • 阻止するための取り組みが危険にさらされかねないと具体例示さず

2020年の米大統領・議会選挙を前にロシアと中国、イランが米国の世論を操作しようとしているものの、いずれも実際の選挙インフラを損なうことには成功していないとトランプ政権の当局者1人が明らかにした。

  米情報当局の上級幹部1人が24日、匿名を条件に記者団に語ったところでは、中国が主に伝統的なメディアを通じて貿易を含む特定の政策を擁護する一方、ロシアとイランはソーシャルメディアプラットフォームをより積極的に活用している。

  トランプ政権はこれまでにも16年の米大統領選挙と18年の中間選挙に干渉しようとしたとして、3カ国を名指しで非難。同当局者はそうした試みを阻止するための取り組みが危険にさらされる可能性があることを理由に、具体的な事例を示さなかった。

  別の当局者は、政府は影響波及を狙った外国勢の動きを全て開示するわけではないと指摘。そんなことをすれば執行の妨げとなる懸念があると説明した。

  トランプ大統領は、今週大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせて中国の習近平国家主席やロシアのプーチン大統領と会談する予定。また、ホルムズ海峡近くでのタンカー攻撃や米無人偵察機の撃墜を巡り米国がイランを非難したことで、両国間の緊張が高まっている。

原題:U.S. Sees Russia, China, Iran Trying to Influence 2020 Elections(抜粋)

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