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中国ETFの取引、米中首脳が「休戦」で合意した18年のG20を想起

  • 「 iシェアーズ中国大型株ETF」に強気な投資が増加
  • 首脳会談の結果次第ではさらなる乱高下に見舞われかねない

貿易戦争を巡る投資手法から、大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議の際に米中両国の協議から前向きな結果が出てくると見込む投資家の姿勢が示されている。

  米中両国の当局者が大阪で協議するのを数日後に控え、中国株の上場投資信託(ETF)「 iシェアーズ中国大型株ETF」に強気な投資は増加している。同ETFの値上がりを見込むコールオプションは需要旺盛で価格が上昇する一方、同ファンドの10%の下落に備えるコストは昨年12月初め以来の低水準を付けている。これはトランプ米大統領と中国の習近平国家主席がブエノスアイレスで開かれたG20首脳会議の際に、通商対立の一時休戦に合意した時と同水準ということになる。

Cost of protection against drops in FXI is at the lowest since the last G-20 event

  今回の首脳会談でも、通商対立の解決を待ち望む人に朗報がもたらされるとの期待は高まっており、物事がうまく進めば、年初以来波乱の展開を見せてきた同ETFが再び上昇基調となる可能性がある。逆にうまくいかなければ、「FXI」のティッカーで知られる同ETFはさらなる乱高下に見舞われかねない。

  同ETFは貿易合意への期待感を背景に1月の安値から4月前半の高値まで20%上昇した後、5月の大部分は事態打開期待の後退を受けて13%下落。過去30日間は6.5%の値上がりとなっている。

原題:China ETF Trading Evokes Memories of 2018 G-20 Days Before Event(抜粋)

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