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モルガンS、S&P500種指数は7-9月期に10%下落リスク

  • 米金融当局のハト派姿勢では景気減速の阻止に不十分-ウィルソン氏
  • 明確なトレンドが出てくるまでエクスポージャーを減らすよう推奨

ウォール街で米株式相場の先行きに最も懐疑的なストラテジストの1人であるモルガン・スタンレーのマイク・ウィルソン氏は、株価が最高値近くで推移する中、新たな警鐘を鳴らした。

  米国株担当チーフストラテジストを務めるウィルソン氏によれば、経済指標が悪化し続ければ、S&P500種株価指数は7-9月(第3四半期)に10%調整する公算が大きい。米中貿易戦争が20カ国・地域(G20)首脳会議の際に停戦となる可能性があり、米金融当局のハト派姿勢を受けた最近の相場上昇を後押しするかもしれないが、いずれにせよ景気減速に歯止めを掛けるには不十分だという。

  貿易を巡る楽観論を受けてS&P500種が3000ポイントを突破する可能性は同行の今年の強気シナリオにおける目標ではあるものの、下振れリスクの方がはるかに大きいとウィルソン氏は指摘。先週記録した過去最高値から7%安い2750を年末予想とした。

Morgan Stanley sees S&P 500 at danger of a 10% correction in third quarter

  ウィルソン氏は顧客向けリポートで、「ファンダメンタルズが大方の認識以上に悪化しているとわれわれは引き続き確信しており、米金融政策ないしG20の結果がその軌道を変えるとは思わない」と説明。「相場にさらに大幅な上値は予想しづらく、米金融当局と同様に市場は一段とデータ次第になり始めるだろう」と述べた。より明確なトレンドが出てくるまではエクスポージャーを減らすよう投資家に引き続き勧めると付け加えた。

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原題:Morgan Stanley Sees S&P 500 at Risk of 10% Drop in Third Quarter(抜粋)

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