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ディッシュがFCCに交換条件か-Tモバイル・スプリント資産取得で

  • ディッシュは3月の周波数帯使用期限の撤回をFCCに要請
  • FCCはディッシュを新たな携帯電話事業者に位置付け可能に
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衛星放送サービスの米ディッシュ・ネットワークは、数年前に購入した周波数帯を巡る3月の使用期限を連邦通信委員会(FCC)に撤回させたい考えだ。その引き換えにディッシュはTモバイルUSとスプリントから新たな周波数帯と加入者などの資産を取得する。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  この方法により政府はディッシュを新たな携帯電話事業者とすることができ、Tモバイルによるスプリント買収が競争を阻害しないと論証しやすくなるという。

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ディッシュのアーゲン会長

撮影:Andrew Harrer / Bloomberg

  ディッシュのチャーリー・アーゲン会長は以前、Tモバイルとスプリントの統合に反対していたが、立場を転換し、両社統合を支援する理由を得たことになる。ディッシュは携帯電話周波数を大量購入しながら使用しておらず、FCCをいら立たせていた。しかし、Tモバイルとスプリントの統合により競合企業が3社に減ると懸念するFCCにとって、ディッシュが新たなプレーヤーになるとの大きな期待をもたらしている。

  元FCC幹部のブレア・レビン氏は「アーゲン氏はTモバイルとスプリントの統合を批判し、Tモバイルのジョン・レジャー最高経営責任者(CEO)はアーゲン氏とディッシュを攻撃していただけに、これはかなり奇妙な構図だ」と指摘。「だがこの状況では、レジャー氏を救済できる唯一の人物になり得るし、レジャー氏はアーゲン氏を救い出せる唯一の人物だ」と付け加えた。

原題:Dish Seeks a Favor From FCC for Role in T-Mobile-Sprint Deal(抜粋)

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