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ソフトバンク宮内社長、役員賞与の半分は株で支払う-来期から

  • 成長に自信、信頼得ることで株価は上がっていく
  • 株主優待については現時点での導入に否定的な見解

ソフトバンクの宮内謙社長は24日の定時株主総会で、株価の公募価格割れが続いていることについて「経営陣も深く受け止めている」と述べ、来期(2021年3月期)からは役員賞与の半分は株で支払う方針を明らかにした。株主の質問に答えた。

  宮内社長は、「毎日株価を見て気にしている」と発言。「われわれは成長することに自信を持っている」とし、長い目で見て営業利益や純利益、営業キャッシュフローを上げ、「株主から信頼を得ることで株価は上がっていくと思う」と話した。株主優待については「高配当を出すことに専念する」とし、現時点での導入に否定的な見解を示した。

SoftBank Taps Third Point's Passoni for $5 Billion Tech Fund (2)

ソフトバンクの株価は公開価格以下で推移している

ブルームバーグ

  同社は昨年12月、東京証券取引所1部市場に新規上場したが、競争激化への懸念で株価は取引初日からつまずいた。今期(20年3月期)の増益増配見通しやヤフーの連結子会社化を明らかにした5月初旬の決算発表以降、回復基調にあるが、いまだ公開価格の1500円を下回っている。

  ソフトバンクの今期業績は売上高で前期比2.1%増の4兆8000億円、営業利益は3.5%増の8900億円を計画。スマートフォン契約数の増加や法人事業の拡大などを見込み、1株当たりの年間配当は10円増の85円、配当性向85%を予想した。宮内社長は「配当性向85%は死守する」と述べた。

  このほか宮内社長は、米国政府が制裁対象としている中国の華為技術(ファーウェイ)について、米国と中国の政治的な問題で「言及することは難しい」としながらも、現在の通信規格である4Gではファーウェイの基地局を継続すると発言。同社端末の販売に関しては、「グーグルのOS(基本ソフト)サービスが提供できるかどうかにかかっているため、提供は保留している」と話した。

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