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トランプ大統領、イランと前提条件なしで協議の用意ある

更新日時
  • 「重要な新たな制裁」が発表されるとポンペオ国務長官
  • イラン指導部と前提条件なしで協議する用意あると大統領

米国は対イラン追加制裁を24日に発表する予定だが、トランプ大統領は同国が核兵器を保有することがないよう、イラン指導部と前提条件なしで協議する用意があるとも述べた。

  トランプ大統領は22日のツイッター投稿で、24日に大規模な対イラン追加制裁を科すと表明。ポンペオ国務長官も23日、「重要な新たな制裁」が24日に発表されると述べた。同長官は「イランに対抗する世界的な連合」形成に向けたサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)歴訪に先立って記者団に語った。

  ポンペオ長官はまた、イラン経済の80%程度が既に制裁対象となっており、新たな制裁はイラン政府が経済を成長させる能力を一段と阻害する措置になると発言。「核プログラムとテロの資源をイランに与えないようにする米国の取り組みが続くことを世界は知るだろう」と語った。

  トランプ大統領は米海軍の無人偵察機が撃墜されたことを巡り、20日にイランへの攻撃をいったん承認し、同日夜に撤回していた。またトランプ政権はホルムズ海峡に近いオマーン湾でタンカーを攻撃したとイランを非難している。

  トランプ大統領は22日のツイートで、「われわれは24日に大規模な追加制裁をイランに科す」とし、「イランの制裁が解除され、再び生産的で繁栄した国になる日を楽しみにしている。早ければ早いほど良い!」と述べた。

  トランプ大統領はその一方で、23日に放映されたNBCの番組「ミート・ザ・プレス」のインタビューで、イラン指導部が交渉を望んでいるとした上で、イランの核兵器保有を阻止するという点は別にして、前提条件なしでイランと協議する用意があると語った。

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トランプ大統領

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  トランプ氏は協議の提案について、「石油とは何の関係もない」とし、「こういうことだ。つまり核兵器を持ってはならない。協議したいのであればそうしよう。さもないと長期間にわたって壊滅的な経済の中で生きていくことになる」と述べた。

  イラン指導部は今月上旬、ポンペオ米国務長官から同様の提案があった際に反論。核合意からの離脱などトランプ政権のイランに対する他の行動を見れば、提案は「言葉遊び」に等しいとして取り合わなかった。

  ペンス米副大統領も23日にCNNの番組「ステート・オブ・ザ・ユニオン」に出演。トランプ氏が20日にイラン空爆計画を直前で中止して以降のイランからの接触については、ペンス氏は全く関知していないと述べた。

原題:New Sanctions Coming on Iran But Trump Would Be Happy to Talk(抜粋)

(ポンペオ国務長官のコメントなどを追加して更新します.)
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