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米FRB、18行全てが最初のハードルをクリア-健全性審査

  • ゴールドマン、モルガン・スタンレーはレバレッジ比率改善
  • 株主還元で一段の柔軟性確保か-27日公表の包括的資本分析

米連邦準備制度理事会(FRB)は21日、今年の銀行ストレステスト(健全性審査)の結果を公表し、対象18行全てが深刻な金融ショックに持ちこたえることができると判断された。

  ストレステストは2段階で構成される審査で、今回は最初のハードル。昨年の審査で補完的レバレッジ比率(SLR)が最低基準の3%に近かったゴールドマン・サックス・グループモルガン・スタンレーは改善を示した。

Federal Reserve Board Holds Open Meeting

ワシントンのFRB本部

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  第2段階の包括的資本分析(CCAR)の結果は27日に公表される。CCARの結果次第で、配当や自社株買いの承認を得られるかどうかが決まるが、ゴールドマンとモルガン・スタンレーはいずれも株主還元で一段の柔軟性を確保できる可能性が示唆された。

  各行は数年間にわたり資本を増強しており、普通株式等ティア1(CET1)比率は最も厳しいリセッション(景気後退)シナリオの下でも全体で最低基準(4.5%)の2倍余りとなることが示された。

  SLRについては、深刻な景気悪化シナリオの場合、ゴールドマンが4%、モルガン・スタンレーは3.9%にまで落ち込むとされたが、昨年の数値(それぞれ3.1%、3.3%)から改善した。  

Erosion of Capital Under Stress
Foreign Firms Being Tested

原題:Goldman, Morgan Stanley Stronger in Fed Test After Stumble (1)(抜粋)

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