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ブラード総裁、保険として利下げを支持した-景気の堅調維持に向け

  • インフレは低過ぎる、期待も気掛かり-総裁
  • 今週のFOMC政策決定に反対した理由を説明

今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の金利据え置き決定に反対票を投じたセントルイス連銀のブラード総裁は、低過ぎるインフレや成長鈍化といった下振れリスクに備えるため利下げを支持したと明らかにした。

  ブラード総裁は同連銀のウェブサイトに21日掲載された声明で、「フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを現時点で引き下げれば、期待インフレ率のさらなる低下や、下振れ圧力の高まりにさらされて減速する景気に対する保険になる」と説明した。 

  FOMCは見通しの「不確実性」を指摘し、過去10年余りで初めて政策金利引き下げの準備があることを示唆した。

  ブラード総裁は唯一の反対票だった。2018年2月のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長就任以降で反対票が投じられたのはこれが初めて。

  総裁は、「想定以上の著しい減速が現実に起こらなくても、利下げはインフレ率とインフレ期待がより急速に目標に戻るのを助ける」と述べた。

  さらに、反対票は投じたものの「FOMCが景気の展開を引き続き注視し、景気の情勢に応じて対応するとの私の確信に変わりはない」と記した。

Slide in U.S. inflation expectations lifts case for Fed easing

原題:Fed’s Bullard Favored an Insurance Cut to Keep Economy Humming(抜粋)

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