コンテンツにスキップする

ゴールドマン、1MDB問題決着へ約260億円提示-マハティール首相

  • 補償額は「わずか」で、「十分ではない」-マハティール氏
  • 1MDB起債で稼いだ手数料に相当する額なら妥当と主張

ゴールドマン・サックス・グループは、汚職の舞台になったとされるマレーシアの政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)の資金調達に同行が関与した補償として、10億リンギット(約260億円)の支払いを提案した。マレーシアのマハティール首相が明らかにした。同首相はこの金額について、ゴールドマンが「大もうけ」したのに比べれば「わずかな」額でしかないと述べた。

  マハティール氏は21日、バンコクで開催されたブルームバーグASEANビジネスサミットでブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、1MDBが債券発行で65億ドル(約7000億円)を調達した際にゴールドマンが受け取った手数料に相当する額であれば妥当だと指摘した。ゴールドマンはこの起債の手数料で約5億9300万ドルを稼いだが、これは銀行が政府関連の取引で通常得る収入を上回る。

ゴールドマンは1MDB問題の解決で「わずかな」補償を提示してきたと話すマハティール首相

Source: Bloomberg)

  マハティール氏は「ゴールドマンはわずかな補償を提案してきたが、十分ではない」と発言。「われわれは可能であれば当事者内で決着することを望んでいたが、彼らは妥当な金額の提示に前向きではないようだ」と語った。

  ゴールドマンは、2012年と13年に1MDBの起債を取り扱った。同行の広報担当者は「当局との交渉についてはコメントしない」と回答した。

原題:Goldman Offered $241 Million to Settle 1MDB, Mahathir Says (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE