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米中貿易戦争、タイにとって深刻な懸念-プラユット首相

  • バンコクの「ブルームバーグASEANビジネスサミット」で講演
  • タイ経済には将来の成長に向けた良好なファンダメンタルズがある

タイのプラユット首相は21日、世界の企業活動を損ねる可能性がある米中貿易戦争はタイにとっても深刻な懸念材料だとの認識を示した。

  同首相はバンコクで開催された「ブルームバーグASEANビジネスサミット」で講演し、「この緊張を和らげ、もっと大きな均衡を生み出す必要がある」と語った。

  貿易を巡る対立は「世界的な経済情勢の不確実性を高め、競争激化」につながるとも指摘し、タイは東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉の促進を図っていると説明した。

Key Speakers at Bloomberg Live Asean Business Summit

プラユット首相(21日)

写真家:Brent Lewin / Bloomberg

  その上で「景気が減速しているように見えるものの、タイ経済にはまだ将来の成長に向けた良好なファンダメンタルズがある」と述べ、「政府は引き続きインフラ事業と主要工業圏への投資、農業分野支援に重点を置いていく」と表明した。

  5年前のクーデター後に発足した軍事政権から民政移管のために行われた今年3月の総選挙で勝利したことに触れたプラユット首相は、「東南アジア諸国連合(ASEAN)とタイは準備が整っていると民間セクターに保証することができる」と言明した。

Sliding exports pose a threat to Thai economic expansion

原題:U.S.-China Trade War a Great Concern for Thailand, Prayuth Says(抜粋)

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