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自分は利下げ予想派の1人、パウエル議長露呈か-FRBウオッチャー

  • ドット・プロット最新版では17人中8人が年末までの利下げ見込む
  • 「緩和を見込む1人に自分を数えている印象」-クランドール氏

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、自身の金利見通しを事実上、露呈させたのだろうか。

Fed Chairman Jerome Powell Holds News Conference Following FOMC Rate Decision

パウエル議長

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  FRBウオッチャーの一部はその通りだと考えている。

  米金融当局は19日、連邦公開市場委員会(FOMC)各参加者の金利見通しを点で示すドット・プロット(予測分布図)の最新版を公表した。

  個々の点はどの当局者のものか明記されない。だが、パウエル議長は年末までに利下げを見込むグループに自分が属すことを強く示唆したというのが、一部のFRBウオッチャーの見立てだ。

  議長は同日の記者会見で次のように語った。経済見通しに対するリスクを踏まえ、「われわれの幾人かは利下げ見通しを書き込む必要があると考え、そうしなかった幾人かも、そのようにする論拠が強まったと考えた」

The Fed's New Dot Plot

  最新のドット・プロットでは、FOMC参加者17人中8人が年末までに利下げを見込み、そのうち7人は利下げ幅が0.5ポイントに及ぶとみていることが示された。

  残りの9人中8人は、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを現行の2.25-2.5%に据え置く見通しを示し、最後の1人は0.25ポイントの利上げ予想を書き込んだ。

  利下げ見通しの問題を巡り、「どうすべきか揺れ動いている『幾人か』ではなく、緩和を見込む『幾人か』の1人として、パウエル議長が自分を数えているとの強い印象を受けた」。ライトソンICAPのチーフエコノミスト、ルー・クランドール氏はFOMC会合と議長会見についてこう記した。

  連邦準備制度の報道官はコメントを控えた。

原題:Powell May Have Outed Himself in Dot Plot as Seeing Lower Rates(抜粋)

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