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テスラ車の需要懸念再燃、四半期末近づく中でアナリストが相次ぎ警告

  • 4-6月需要と納車「持続可能でない水準か」-ゴールドマン
  • 台数の伸びに重点を置き収益性を犠牲しつつある恐れ-RBC

4-6月(第2四半期)の期末が迫る中で、米テスラ車の需要懸念が再燃している。ゴールドマン・サックスのアナリスト、デービッド・タンベリーノ氏は「今後の需要喚起につながる材料」が比較的少ないことから、今年下期以降の台数予想は割高と見受けられると指摘した。

  タンベリーノ氏は4-6月期は需要、納車の両面で比較的良好な環境だった様子だが、「持続可能ではないかもしれない水準だ」と分析。既存製品の需要が予想を下回ることがはっきりするにつれて、株価は「下向きの道筋」をたどると予測した。投資判断は「売り」に据え置き、目標株価は従来の200ドルから158ドルに引き下げた。

  テスラは4-6月期の納車が9万-10万台に上るとの見通しを示し、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は今月の年次株主総会で同四半期の販売が過去最高を記録する可能性に言及した。

  RBCキャピタル・マーケッツのジョセフ・スパック氏は4-6月期の納車について、「見通しの下限に向かう可能性」があり、当初の予想よりは上回るとする一方で、テスラは需要懸念を静めるために納車の伸びに再び重点を置こうとしており、「収益性を犠牲にしつつある」かもしれないと顧客向けリポートに記した。

  RBCは4-6月期の納車台数予想を8万8900台と、これまでの8万7600台から引き上げた。投資判断は「売り」相当で、目標株価は190ドル。

原題:Tesla Analysts Warn on Demand, Profits as Quarter Nears End (1)(抜粋)

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