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Photographer: Paul Yeung/Bloomberg

ドルの王座君臨もまもなく終了か、FOMCが政策転換を示唆

  • ブルームバーグ・ドル指数は約3カ月ぶり低水準に
  • ドル高は終わりかけ、成長の格差も縮小しつつあるーナエイミ氏
U.S. one-hundred dollar banknotes are arranged for a photograph in Hong Kong, China, on Monday, April 15, 2019. China's holdings of Treasury securities rose for a third month as the Asian nation took on more U.S. government debt amid the trade war between the world’s two biggest economies.
Photographer: Paul Yeung/Bloomberg

ここ4年で最も良好に推移しているドルだが、その上昇局面は終わりを迎える可能性がある。

  米連邦公開市場委員会(FOMC)は前日、2008年以来となる利下げへの可能性を示唆した。これを受け、4カ月続くドルの上昇局面は止まりそうだ。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は19日、早ければ来月に利下げに踏み切る可能性を示唆し、ドル弱気派に十分な根拠を与えた。

  AMPキャピタル・インベスターズのダイナミック市場責任者、ネーダー・ナエイミ氏は「ドル高は終わりかけている」と述べ、「割高であり、米国の他国との成長率の差は縮まりつつある」と指摘した。

  ブルームバーグ・ドル・スポット指数は20日、約3カ月ぶり低水準に下げた。同指数は年初来0.5%下落している。

Currency traders are building short dollar positions

  みずほ銀行の唐鎌大輔チーフマーケットエコノミストは、FOMCの声明はドルの全面的な下落を後押しするような内容だと指摘、FOMCの影響は漸進的かつ着実に為替市場に及ぶだろうと述べた。

原題:King Dollar’s Reign May Be Ending as Fed Debates a U-Turn (1)(抜粋)

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