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きょうの国内市況(6月20日):株式、債券、為替市場

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●日本株続伸、米利下げ観測や米中改善期待-通信や不動産など内需高い

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  東京株式相場は続伸。米金融当局のハト派姿勢が強まったことや米中通商問題の改善期待で投資家心理が改善、情報・通信やサービス、不動産など為替の影響を受けにくい内需関連の一角や機械などが買われた。

  • TOPIXの終値は前日比4.63ポイント(0.3%)高の1559.90
  • 日経平均株価は128円99銭(0.6%)高の2万1462円86銭

  東海東京調査センターの隅谷俊夫投資調査部長は「FOMCは市場にとって満額回答だった。もし7月に利下げするならFF金利と10年債利回りが逆転してから2カ月後の極めて素早い対応で、景気後退を予防する役目になる」と述べた。また再選出馬を表明したトランプ米大統領が「景気や株価に配慮する姿勢に変わり、来週の米中首脳会談で強硬にならない可能性がある」と同氏はみている。

  • 東証33業種では海運や証券・商品先物取引、精密機器、不動産、情報・通信、サービスが上昇
  • 輸送用機器や石油・石炭製品、卸売、食料品は下落

●債券は上昇、米早期利下げ観測で幅広く買いー償還資金の再投資観測も

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 債券相場は上昇。新発5年、10年、20年、30年債利回りは2016年以来の低水準を更新した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明で早期利下げ観測が強まり、米長期金利が2%台を割り込んだことを受けて国内市場でも買いが優勢となった。この日は3カ月ごとの国債大量償還日となり、資金の一部が超長期債を中心に流入したとの見方が出ていた。

  • 長期国債先物9月物の終値は前日比28銭高の153円92銭。一時は153円93銭まで上昇し、中心限月の夜間を含む全取引ベースでの過去最高値(154円01銭)に接近
  • 新発10年国債利回りは3ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.17%と、16年8月以来の低水準
  • 新発5年国債利回りはマイナス0.265%、新発20年債利回りは0.175%、新発30年債利回りは0.29%まで低下

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • FOMC後の米10年金利はそんなに低下しておらず、1年物金利が一番下がったのを考えると、利下げの織り込み回数が増えたというよりは早めに利下げするということに反応した部分が大きい
  • 米長期金利が2%を割ったとはいえ、ここから金利低下が加速していくことも考えにくい
  • 黒田総裁会見について、副作用の軽減策にフォーカスして話すかどうかが注目。副作用を強く言及すれば、追加緩和を本気でやる気なんだと捉えられる可能性も

●ドル・円5カ月半ぶり安値、FOMC利下げ示唆で米長期金利2%割れ

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  東京外国為替市場ではドル・円相場が1月以来の安値に下落。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて早期利下げ観測が強まる中、米長期金利の2%割れに伴いドル安が加速した。日本銀行はこの日、金融政策の現状維持を決めた。

  • ドル・円は午後3時12分現在、前日比0.6%安の1ドル=107円47銭と1月3日以来の水準まで下落
  • ドルはその他の主要通貨に対しても下落。対ユーロでは一時1ユーロ=1.1284ドルと4営業日ぶり安値
  • ブルームバーグ・ドルスポット指数は0.5%安

大和証券の亀岡裕次チーフ為替アナリスト

  • FOMCは早ければ7月にも利下げという内容。株高による円安圧力が若干はあるが、米金利低下によるドル安に比べると小さい
  • もっとも、近日中にドル・円の107円割れがあるとは思っていない。月末のG20(20カ国・地域首脳会議)を終えて雇用統計など来月早々の米指標を見てということだろう

  

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