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サウジ記者殺害、ムハンマド皇太子の関与巡る調査が必要-国連報告書

  • カラマール国連特別報告者がカショギ氏殺害の調査報告書を公表
  • 皇太子が関知することなく作戦実行は不可能とカラマール氏
Mohammed bin Salman

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Photographer: Kevin Dietsch/Pool via Bloomberg

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サウジアラビア出身のジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の殺害を巡り調査していた国連特別報告者は19日公表した報告書で、サウジのムハンマド皇太子が関与した可能性について調べる必要があると勧告した。

  国連人権高等弁務官事務所のカラマール特別報告者は約100ページに及ぶ報告書で、「決定的な証拠」が見つからず、「有罪だとする結論は出ていない」としながらも、殺害時の音声記録から穏やかでない新たな詳細を明らかにし、「信頼できる証拠があり、ムハンマド皇太子らサウジ高官の個人的な責任について一段の調査が必要」と主張した。

  カラマール氏はさらに、ムハンマド皇太子が反体制派や政敵を制圧する上で主要な役割を果たしていると指摘。少なくとも同皇太子が関知することなく、こうした規模の作戦を実施できるとは考えられないとの見方を示した。  

BAHRAIN-MEDIA-ALARAB-TV

ジャマル・カショギ氏

写真家:Mohammed Al-Shaikh / AFP - ゲッティイメージズ

  サウジのジュベイル外相はツイッター投稿で、同報告書には「信頼性を損なう明白な矛盾や根拠のない主張が含まれている」と指摘。カショギ氏が昨年10月にイスタンブールのサウジ総領事館で殺害された事件を巡り、ムハンマド皇太子が主要な役割を果たしたか、事件が起きることを知っていたとの見方を同国は繰り返し否定している。

原題:UN Expert Calls for Probe of Saudi Prince’s Role in Killing (1)(抜粋)

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