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米共和、民主の予算協議が暗礁乗り上げ-民主が予算増額要求

  • 民主党は国防費増額に見合う予算増を求めている
  • 下院共和党院内総務のマッカーシー氏:両党の溝は広がった

米共和党指導部は、国防以外の政府プログラムの予算増額を求めた民主党に対し、政府機関閉鎖の回避と連邦債務の法定上限引き上げに向け合意するには両党の立場の違いは依然大きいと警告し、反発した。

  民主党の要求は19日の会合で提出された。同会合にはマコネル上院共和党院内総務やシューマー上院民主党院内総務、ペロシ下院議長、マッカーシー下院共和党院内総務、ムニューシン財務長官、マルバニー大統領首席補佐官代行、ボート行政管理予算局(OMB)局長代行が出席した。

  共和党は国防費増額を求めているのに対し、民主党はそれに見合うだけの他の政府プログラムの予算増額を望んでいる。合意に至れば予算上限は引き上げられ、現行法の下では2019年末に予算が自動的に1260億ドル(約13兆6000億円)削減される。

  マッカーシー氏は会合終了後、「民主党が前回よりも大幅な予算増額を求めており、われわれの溝は広がっている」と述べ、「民主党は単に歳出増を望んでいる」と指摘した。

  上院歳出委のレーヒー民主党筆頭理事は、民主党が提案したことを認めたが、国防以外の裁量的経費でどのくらいの額を提案したかは明らかにしなかった。

  シューマー氏は共和党が民主党の提案を誤解していると指摘。ペロシ氏との共同声明で、議員らが力を合わせれば「仕事を成し遂げられる」と指摘。「合意には至らなかったものの、きょうの話し合いでは超党派の議論が前進した」とした上で、「大統領の干渉がなければ上下両院は目的を達成し、はるかに迅速に良い合意に至ることが可能だろう」と説明した。

  ムニューシン長官は、債務上限の引き上げには誰もが同意したが、予算上限に関してはなお見解の相違があると語った。

原題:Budget Talks Stall as Democrats Seek More Government Spending(抜粋)

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