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10年物米国債利回りが2%割れ-世界的な債券値上がりを主導

  • 日本の10年債利回りマイナス0.16%付ける、豪州債も過去最低
  • FOMCが「忍耐強い」削除、ECB総裁も追加緩和の用意示唆

債券市場では米国債が世界的な相場上昇を主導し、10年物利回りは2016年11月以来初の2%割れとなった。主要な中央銀行が金融緩和に動くとの見通しが強まっている。

  米連邦公開市場委員会(FOMC)は19日、利下げの用意があることを示唆。米10年債利回りはアジア時間20日の取引で一時5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し1.9719%を付けた。日本の10年国債の利回りも低下し、2bp低下のマイナス0.16%となった。

  FOMCは19日、金融政策姿勢について「忍耐強い」の表現を声明から削除した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁も18日に、追加金融緩和の用意があると示唆していた。

  セント・ジョージ・バンクのシニアエコノミスト、ジャヌ・チャン氏は「貿易摩擦が続きインフレは弱いままで、利回り低下への十分な圧力がある」と指摘。その上で、「貿易を巡る不確実性の一部が好転し、利回りに上昇圧力がかかることはあり得る」と付け加えた。

  オーストラリア国債も値上がりし、10年債利回りは一時5bp低下し1.29%と過去最低を更新した。

U.S. 10-year Treasury yield drops below 2% as Fed signals possible rate cut

原題:Treasury 10-Year Yield Slides Below 2% to Lead Global Decline(抜粋)

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