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メルク、フレージャーCEO退任に備え社内で後継者選び-関係者

  • 昨年9月に同社は引退に関する社内規定を撤回する考え示していた
  • 同氏の側近の中に後継者候補がいる-関係者

米製薬会社メルクはケン・フレージャー最高経営責任者(CEO)退任後の体制作りに着手し、社内候補者の中から最終的な後継者を絞り込む作業を進めている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  フレージャー氏は12月に65歳の誕生日を迎える際、社内規定で引退を求められるはずだったが、メルクは昨年9月にこの規定を撤回し、来年以降もCEOにとどまる見通しを示した。同氏がCEOに就任して以降メルクは、大型新薬のがん免疫薬「キイトルーダ」の成功に主に支えられ、力強い成長を実現している。

  同社の計画に詳しい関係者によると、メルク取締役会がフレージャー氏への退職年齢の適用を見送ったのは、後継者選定で柔軟性を高めたかったことなどが理由だった。

  しかし現在は、同氏のほか経験豊富な研究開発(R&D)部門責任者ロジャー・パールムッター氏(66)の退任に向けた地ならしが進められている。キイトルーダの市場は成熟し始めており、投資家からメルクの今後の成長源を問う動きも出ている。

Ken Frazier

フレージャーCEO

写真家

  メルクは20日に5年ぶりに開く投資家向けの主要イベントで、それほど目立たなかった複数の上級幹部が脚光を浴びる場面を設ける計画だ。フレージャー氏の側近の中に同氏の後継者候補がいると、事情に詳しい関係者は語った。

原題:Merck Prepares for CEO’s Departure With Internal Successor Hunt(抜粋)

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