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トランプ大統領の圧力、米金融当局の独立性損なう-フィッシャー氏

スタンリー・フィッシャー前米連邦準備制度理事会(FRB)副議長は18日、トランプ大統領が利下げを求めて連邦準備制度に圧力をかけていることについて、米金融当局の独立性を損ないかねないと警告した。

  欧州中央銀行(ECB)がポルトガルのシントラで開いたフォーラムでフィッシャー氏は、米経済は「かなり好調だが、米大統領の発言を聴いているとそれは分からないだろう」と指摘。既に堅調な労働市場の下で、利下げをすれば雇用を押し上げることになっても、米金融当局には致命的な一撃をもたらすだろうとフィッシャー氏は語った。

Outgoing Federal Reserve System Vice ChairmanStanley Fischer Interview

スタンリー・フィッシャー氏

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  2017年10月までFRB副議長を務めたフィッシャー氏は、ECBのドラギ総裁、イングランド銀行(英中銀)のカーニー総裁とともにパネル討論会に出席したもので、「そうした事態は連邦準備制度の独立性を台無しにする」とコメント。「そのようなことはすべきでない」と強調した。

原題:Fischer Says Trump Rate-Cut Push Could Destroy Fed Independence(抜粋)

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