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フェイスブックの仮想通貨に協力、決済大手3社は将来競合の公算でも

  • ビザとマスターカード、ペイパルが「リブラ」構築に協力
  • 「既存企業が創造的破壊者と組むのは珍しくない」-ラワット氏
CHINA-US-INTERNET-IPO-FACEBOOK
Photographer: ED JONES/AFP
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フェイスブックの仮想通貨事業が計画通りに進めば、いずれは決済大手のビザ、マスターカード、ペイパル・ホールディングスと競合する可能性がある。だが当面は3社とも、フェイスブックと協業する方針だ。

  新仮想通貨「リブラ」は過度な価格変動を回避し日常的に利用できるステーブルコインとして、来年にも導入される見通し。決済企業には新通貨構築の一端を担いたい思惑があると、業界の専門家や内部関係者は指摘する。新プロジェクトに関わる時期が早いほど、自社ビジネスに将来響くことがないよう万全にする時間が稼げる。

  サンフォード・C・バーンスタインのアナリスト、ハーシタ・ラワット氏はインタビューで「ビザ、マスターカード、ペイパルという既存企業が創造的破壊者と組むのは珍しいことではない。少なくとも、この商品の開発過程に参加したいのだろう」との見方を示した。

  ペイパルはこれまで仮想通貨分野に参入していないが、リブラ構築に使われるブロックチェーン技術を支持している。一方、ビザとマスターカードはこれまでも仮想通貨やブロックチェーン関連企業と提携しており、リブラによって金融商品が利用しやすくなるとの立場を示している。

原題:Visa, Mastercard, PayPal Join Facebook to Form Crypto Effort (1)(抜粋)

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