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トランプ氏、ECBと中国は通貨安誘導-不当に経済の優位獲得

更新日時
  • 「ユーロ圏や中国は何年もの間、こういうことをしてきた」
  • FOMCは18、19両日に会合-トランプ氏は米金利には言及せず

トランプ米大統領は18日、ユーロ圏と中国が通貨安を誘導し経済面の優位を得ていると非難した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が追加金融緩和の可能性を示唆した発言に言及した。

  トランプ氏は「ドラギ総裁はさらなる刺激策を導入する可能性があると発表した。ユーロは即座にドルに対して下落し、ユーロ圏が米国に対して競争するのを不当に容易にした」とツイート。「ユーロ圏は中国、その他の国とともに何年もの間、こういうことをしてきた」と批判した。

  ドラギ総裁はポルトガルのシントラで、景気見通しが改善しなければ「追加の景気刺激措置が必要になるだろう」と述べていた。総裁はその後、「われわれは為替レートを目標にしているわけではない。このことに留意してもらいたい」と発言した。

  ユーロはロンドン時間午後5時15分現在、0.2%安の1ユーロ=1.1200ドル。

  トランプ大統領は続くツイートで、「マリオ(ドラギ総裁)の米国にとって不公正な発言で欧州の相場は上昇した」と苦言を呈した。

  米連邦公開市場委員会(FOMC)は18、19両日に会合を開く。トランプ大統領はかねてから米金利が高すぎると批判しているが、この日のツイートでは米金融政策に言及しなかった。

  中国とユーロ圏が通貨安に誘導しているとのトランプ大統領の非難は、来週の20カ国・地域(G20)首脳会議で論争の火種になる可能性もある。

原題:Trump Accuses ECB, China of Weakening Currencies to Gain Edge(抜粋)
Trump Blasts Draghi, China for Weak Currencies to Gain Edge (3)(抜粋)

(第3段落に追記、第4段落に相場を加えます.)
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