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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米テクノロジー株のアウトパフォーマンス終焉か、貿易摩擦で-UBS

  • 業界の投資判断を「中立」に引き下げ-従来は「オーバーウエート」
  • 半導体やハードウエアにリスク、ソフトウエアやサービスになお好機
A monitor displays stock market information outside the Nasdaq MarketSite in the Times Square neighborhood of New York, U.S., on Friday, March 15, 2019. U.S. stocks joined a global advance in equities sparked by China's renewed commitment to stimulus as investors grew more confident that central banks will remain accommodative.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米中貿易摩擦は引き続き逆風となるため、市場全体を上回るテクノロジー株のパフォーマンスは「終わりを迎えた」可能性がある。UBSは17日こう指摘し、テクノロジー業界の投資判断を下方修正した。

  トランプ政権が華為技術(ファーウェイ)を禁輸対象とし、中国が報復措置としてレアアース(希土類)の輸出を規制する可能性を示唆したことに言及したUBSはリポートで、レアアースは「消費者や工業向けテクノロジー製品の生産に不可欠」で、輸出規制は「世界の情報技術(IT)分野で利益の伸びを鈍化させる恐れがある」と分析。業界の投資判断を「中立」と、これまでの「オーバーウエート」から引き下げた。

  S&P500情報技術指数は今年23%近く値上がりし、S&P500種株価指数全体の約15%より高い上昇率を記録している。

UBS downgraded the tech sector due to trade risk

  UBSは足元の通商規制が続いた場合、世界のテクノロジー業界のサプライチェーンは10%減益となる可能性があると指摘。ただ、影響がテクノロジー株全体に等しく広がることはないとし、「最近の対立激化が引き起しかねない最大の下振れは、テクノロジー分野のハードウエアと半導体部門が被るだろう」とし、「問題の深刻さは規制が続く期間にも左右される」と説明。一方で、中国へのエクスポージャーがさほど大きくないソフトウエアとサービス部門にはなお好機があるとの見方を示した。

原題:Tech’s Outperformance May Be Ending as Trade Weighs, UBS (抜粋)

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