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Photographer: Keith Bedford/Bloomberg

夏に冬眠する日本株、値幅縮小で聞こえる調整の足音-買い場提供も

  • TOPIXの6月の日中値幅は平均11.18、17日は7.43と月間最小
  • 値幅が急速に縮小した4月と3月はその後株価が調整
A man walks past a screen displaying share prices inside the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan, on Friday, April 26, 2019. Japan's retail investors have propelled their net long yen positions against the dollar to near a record ahead of the nation's extended Golden Week holidays.
Photographer: Keith Bedford/Bloomberg

東京株式市場では売買高が低迷し、TOPIXの日中値幅も縮小傾向。過去3カ月で値幅が急速に縮小した2回のケースでは、その後株価は下落した。月内は重要イベントが相次ぐため、一時的な下振れを警戒する声がある。

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  TOPIXの6月の日中値幅は17日までで平均11.18。5月の14.83から25%低下した。とりわけ17日は7.43と、4月5日の6.81以来の小幅になった。東証1部売買代金は14日の株価指数先物・オプションの特別清算値(SQ)算出を考慮すると、17日まで8営業日連続で実質2兆円割れとなっている。

  アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャーは、市場エネルギーが枯渇しているとし、「夏が近いのに株式市場は冬眠状態にあるかのようだ」と表現。その上で「G20で米中が合意できずに追加関税が決まれば、TOPIXは1400台半ばまで調整リスクがある」と話した。19日まで米連邦公開市場委員会(FOMC)、28、29日に20カ国・地域(G20)会合を控える。

  時計の針を巻き戻すと、不穏なケースが浮かび上がる。TOPIXの値幅が7ポイントを割れた4月5日の場合、翌営業日から5日続落した。その前に7ポイント割れとなった3月20日は、2営業日後の25日にことし最大の下落率(2.5%)を記録した。

重要イベント控え足元はレンジ推移

  ただ、TOPIXが1500を下回ると、PERはアベノミクス相場のレンジ下限12倍を割り込むことになる。三井氏は「割安さから一定の買いが入ってくる水準。イベント通過後は不透明後退で割安の修正も考えられ、その後は当面のレンジ上限とみている1650近辺までの反発もありそうだ」と述べた。 

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