コンテンツにスキップする
Photographer: Jeenah Moon/Bloomberg

アップルのiPhone、貿易摩擦で試される中国需要-アナリストの見方

  • 第2-4四半期のアイフォーン出荷予想を下方修正-JPモルガン
  • ファーウェイ禁輸措置で中国需要さらに損なわれる恐れ-ロングボウ
Employees assist customers Apple Inc. products during a sales launch at an Apple Inc. store in New York, U.S., on Friday, Sep. 21, 2018. The iPhone XS is up to $200 more expensive than last year's already pricey iPhone X and represents one of the smallest advances in the product line's history. But that means little to the Apple Inc. faithful or those seeking to upgrade their older iPhone.
Photographer: Jeenah Moon/Bloomberg

米アップルは「iPhone(アイフォーン)」製品ラインの需要が予想を下回ることになりかねず、貿易摩擦が売り上げの重しになっている中国で特にそうした傾向が顕著なようだと、アナリストらが17日、指摘した。

  同日の米株式市場でアップルの株価は4営業日ぶりに反発し、0.6%高で引けた。今月の安値を約12%上回る水準だが、5月上旬に付けた高値からは8%余り下げている。

Analysts warned about China iPhone sales

  JPモルガン・チェースは、マクロ経済の不透明感が「スマートフォン市場により大きな逆風となる可能性が高い」とし、第2四半期から第4四半期にかけてのアイフォーン出荷予想を4%引き下げ、1億3950万台とした。同行のアナリスト、サミク・チャタジー氏は投資判断は「オーバーウエート」に維持したものの、目標株価は233ドルと従来より2ドル下方修正した。
  
  ロングボウ・リサーチも「華為技術(ファーウェイ)への禁輸措置で中国でのアイフォーン需要がさらに損なわれるとの懸念が強まっている」とし、アップルが「中国以外で重要なシェア拡大が実現できない」リスクもあるとした。またループ・キャピタル・マーケッツは6月のアイフォーン需要台数は「市場予想におおむね沿った」ものだったが、下期のコンセンサス予想は「高過ぎる」と指摘した。

  クレディ・スイスのアナリスト、マシュー・カブラル氏はもう少し楽観的で、値下げの効果に言及し、今四半期はこれまでのところ「中国でのアイフォーン出荷減少ペースは大きく改善した」とリポートで指摘。ただ、それでも今四半期の台数は前年同期を4%下回っており、アイフォーンは「中国のスマホ市場全体と比べて出遅れている」と記した。

原題:Apple Analysts See China IPhone Demand Tested by Trade Dispute(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE