コンテンツにスキップする

債券先物が上昇に転じる、5年債入札無難通過で買い安心感

更新日時

債券先物相場は上昇に転じている。足元の利回りの大幅低下で警戒感が出ていた5年債入札が市場予想通りと無難に終わったことから買い安心感が広がっている。

  財務省が発表した5年債入札結果によると、最低落札価格は101円57銭と、ブルームバーグが調査した市場の予想中央値と一致した。最高落札利回りはマイナス0.226%と、前回のマイナス0.168%を下回り、2016年7月以来の低水準となった。小さいと好調な入札を示すテール(最低と平均落札価格の差)は1銭と前回と同じだった。

  岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、5年入札について、「利回りがマイナス0.2%台まで低下する中で警戒されて当然だったが、その割には無難にこなした」と分析。「豪ドルの影響で円高が進み、株価が下げ幅を拡大していることが先物の買いを促している」と述べた。

5年国債入札結果はこちらをご覧下さい。

  入札結果を受けて、長期国債先物市場で中心限月9月物は水準を切り上げ、一時は前日比9銭高の153円57銭まで上昇した。新発5年物国債利回りは横ばいのマイナス0.23%で取引されている。

長期国債先物の日中取引推移
(第3段落を追加して更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE