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欧州中銀、インフレ期待後退なら行動-デギンドス副総裁が伊紙に語る

欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は、インフレ期待が揺らいだ場合は追加的な刺激策を打ち出す考えを示した。ただ、政策当局としては、市場のインフレ期待を示す指標の低下がそのような事態を指し示しているとは受け止めていないとも語った。

Key Speakers At The ECB And Its Watchers Conference

デギンドス副総裁

撮影:Andreas Arnold / Bloomberg

  ECBが今月、少なくとも2020年前半までは政策金利を現水準に据え置くことを決め、利下げや量的緩和(QE)再開の余地があると表明した後、ユーロ圏の期待インフレ率を示す5年/5年スワップ・フォワードレートは過去最低水準を付けた。

  しかしデギンドス副総裁はイタリア紙コリエレ・デラ・セラとのインタビューで、ECBが4月に公表した「専門家予測調査をみると、状況はやや異なる。インフレ期待は安定を維持している」と指摘。「どのようになるか見てみよう。ただ、われわれの姿勢として重要なことは、対応する準備が完全に整っているということだ」と語った。

Market-based inflation expectations are at a record low

  同副総裁は、現在の金融政策スタンスは適切だと述べながらも、インフレ期待が「さらに後退すれば、われわれは行動する」と語った。

  インタビューは13日に行われ、ECBが15日にその内容をウェブサイトに掲載した。

原題:ECB Will Act If Inflation Expectations Deteriorate, Guindos Says(抜粋)

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