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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株が小反落、ハイテク軟調-国債は上昇

Pedestrians use their smartphones near the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Friday, June 14, 2019. PetSmart Inc.-controlled Chewy Inc. surged in its first day of trading after raising $1.02 billion in an initial public offering, as investors bet that pet owners will do more of their shopping online for everything from cat food to doggy sweaters.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

14日の米株式相場は小幅に反落。世界的な通商対立で企業利益が打撃を受けかねないとの懸念から、テクノロジー株の下げが目立った。

  • 米国株は反落-テクノロジー安い
  • 米国債は上昇-10年債利回り2.08%
  • NY原油は続伸-在庫増などで週間では下落
  • NY金は4日続伸-地政学リスク背景に

  S&P500種株価指数は前日比0.2%安の2886.98。ダウ工業株30種平均は17.16ドル(0.1%)安の26089.61ドル。ナスダック総合指数は0.5%下げた。米国債は上昇。ニューヨーク時間午後4時49分現在、10年債利回りは1べーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、2.08%。ただ、5月の米小売売上高が増加し、米経済は金融当局による利下げなしで済むほど健全だとの見方が広がったことで、利回りの低下幅は縮小した。

  この日は半導体株の下げが目立った。ブロードコムが前日の取引終了後、貿易戦争の懸念を挙げて通期の売上高見通しを下方修正したことが材料。S&P500種は午後には一時プラス圏に浮上する場面もあった。同指数は週間ベースでは0.5%上昇した。

  米中の通商を巡る緊張激化が既に不安定な世界経済を弱めるとの警戒感に加え、中東での地政学的な懸念も強まった。こうした中、株式投資家は中央銀行による支援拡大を当てにしている。

  FTSEラッセルの世界市場調査担当マネジングディレクター、アレック・ヤング氏は「長引く通商問題と米金融政策を巡る不透明感に地政学的リスクが懸念要因として加わり、投資家の憂慮は深い」と述べた。

  ニューヨーク原油先物相場は続伸。ただ、週間ベースでは下げた。ホルムズ海峡付近でタンカーが攻撃を受け、米政府がイランを非難するという強材料はあったが、米中貿易戦争や米国の在庫増加が重しとなった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物7月限は23セント(0.4%)高の1バレル=52.51ドルで終了。週間では2.7%下げた。ロンドンICEの北海ブレント8月限は前日比70セント高の62.01ドル。  

  ニューヨーク金先物相場は小幅ながら4日続伸。地政学的緊張の高まりを受けて引き続き逃避先として買われ、一時は1オンス=1350ドルを上回り、1年2カ月ぶりの高値を付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.1%高の1344.50ドルで終了。

原題:Tech Drags on Stocks as Sales Data Boosts Dollar: Markets Wrap(抜粋)
Crude Posts Weekly Decline as Demand Fears Blunt Tanker Attacks(抜粋)
Gold Busts Above $1,350 as Iran Tension, Fed Outlook Spur Demand(抜粋)

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