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「中国の豚」発言のエコノミスト休職扱い、UBS火消しに追われる

スイスの銀行、UBSグループはグローバルチーフエコノミストのポール・ドノバン氏を休職扱いにした。中国の豚肉に関する同氏の発言が中国で激しい怒りを買ったことで、UBSは事後処理に追われている。

  UBSの広報担当者は、この問題は現在精査中で、一段の措置を講じる必要があるかどうか判断する過程にあると、電子メールで明らかにした。14日の株式市場で同行の株価は続落。ドノバン氏の発言が中国全土で波紋を呼んだことが背景。アジアの富裕層の資産運用事業を拡大したいUBSにとって、中国は主要市場だ。

  コメンテーターとして金融メディアに頻繁に登場するドノバン氏は、中国の消費者物価に関する話で猛反発を招いた。豚コレラを主因に同国の消費者物価が上昇している状況について、「あなたが中国の豚であれば重要になる。中国で豚を食べるのが好きであれば、重要になる」と述べた。

  ソーシャルメディアにはたちまち非難の声が殺到。病気の豚ではなく中国人を軽蔑した表現だと解釈された。香港の競合各社は香港中資証券業協会を通じ、UBSに関係者を解雇するよう求めた。

UBSのポール・ドノバン氏

ソース:ブルームバーグ

原題:UBS Puts Donovan on Leave as China Pork Comment Sparks Furor (1)(抜粋)

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